哲学とは。。。
人の気持ちを小難しく理論付けしている学問。
というのが、私がずっと抱いていた哲学に関するイメージである。
人の気持ちは心で感じるもので、理論で語るものではない。
などと生意気な口を聞いて、哲学書など読んだこともなかった。
ところが、必要に迫られて、ソクラテスだのプラトンだのと読んでいたら、哲学の面白さに目覚めてしまったのだ。
確かに理屈っぽい。あー言えば、こー言う的な理屈こねまくりだけど、それが楽しく感じるのだ。今まで、食わず嫌いならぬ、読まず嫌いだったことをちょっぴり後悔した。
こんなに面白いなら、もっと早くから読んでおけばよかった。
今読んでいるのは、有名なプラトン著・藤沢令夫訳の『国家』で、ソクラテスが当時の哲学者や弁論者などと一緒に正義や国家について対話しているというものだが、人間の考え方・心理・真理についてがよくわかる。
まだ全部途中までしか読んでいないので、これ以上の内容は書く気もないが、知らないことを知るって、楽しいことなのだということが読んでいて実感できる。
苦手と思っているものでも、心を開いてチャレンジしてみると、いろんな発見があって楽しいのだ、ということを教えてくれた哲学。ありがとう。
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