近頃の若者はSNSを通じて友達を作る、という話は聞いたことがある。
見ず知らずの人と、お互いのSNSしか見ていないのに(顔だって本物かどうかわからないし、顔出ししていない場合もあるのに)友達になれんのと、半信半疑だったけど、ついに自分にもそんな機会が訪れたのである。
実はインスタで毎日投稿している写真があって(自分の顔出しはしていない)、そこのメッセージに写真に関する質問が今日届いたのだ。
日本語がなんとなくおかしかったので、たぶん海外の人がインターネット翻訳を使って送ってきているらしい。怪しい人じゃないかという心配より、動物関係の写真なので悪い人はいないはずという理由と面白そうという好奇心が勝ち、返信したら、その人とチャット状態となり、ついにはお友達となってしまいました。
知らない人と会話して新しい友達を作るなんて、ここ何年もなかったな。
すっかり友達の作り方を忘れてしまっている。
「お名前は?」から始まり(両者ともインスタにはハンドルネームしか載せていないし、顔出しもなし)、簡単な自己紹介へと続き、この後どうやって話を広げていこうか、どうやって話を終わらせようかなど、仕事をしながらいろいろ考え、久しぶりにワクワクした緊張感を感じた。
正直なところ、相手が言っていることが本当かどうかわからないけど(これは相手も同じ状態)、これが21世紀の、令和の友達の作り方なのかと思ったら、やっと私も令和の仲間入りできた気がして、嬉しかった。
というわけで、今日は新しい友達ができたのと、令和の仲間入りができたのと、幸せを二つ発見した大金星の日でした。
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