「やる気スイッチ」なんて、科学的には存在しないものらしい。初耳学に出演してから大注目の16歳で東大合格を果たしたカリスがそう言っていた。
卵が先か鶏が先か、というのと同様に、やる気があるからやるのではなく、やるからやる気が出てくるらしい。(ちなみに、卵が先らしい)
「やる気がない」とか「やる気が出ない」とかは、全て言い訳に過ぎないとのこと。(そもそも「やる気」なんてものは存在しないのだから、確かに言い訳だ。)とにかく習慣化させてやることにより、ドーパミンがでてゾーンに入るとのこと。(そうか。習慣化か・・・ )
そして何よりも大事なことは、自分の目標をはっきりさせること。目標がはっきりすると、あとは今の自分がその目標を達成させるために必要なやるべきことがわかり、逆算してやるべき計画を立てることができる。(なるほど、仕事でいうところの工程表ね)
カリスのYoutubeを見てて、一番印象に残ったのは、彼が毎朝3回は唱えているという下記ゲーテの『ファウスト』の一節だ。
物事を後回しにするのは、悪魔と取引するに等しい。今日の1日をダラダラと過ごせば 明日も同じ繰り返しになる。しかも、明日はさらにひどくなる。一つの先延ばしがさらに遅れをもたらし、無駄にした日々を悔やむことで、また時間を無駄にする。あなたは真剣に生きているだろうか。今この時間を大切にせよ。勇気を持って行動してこそ、才能と力と魔法が生まれる。物事を実行して初めて頭脳が活発に働く。取り掛かるのだ。そうすれば課題は完了する。
そうか。私は毎日悪魔と取引していたのか。だから、いつも後悔ばかりで、後々死ぬほど大変な目にあっていたのだね。この言葉って、私が毎日思っていることばかりだよ。このゲーテの言葉にもっと早く会いたかった。ゲーテを読むなんて、したことなかったからな・・・。最近、やっと哲学の面白さに目覚めたところなので、これからゲーテを制覇するとしよう。
探してもないやる気スイッチはもう忘れよう。とにかく、習慣化して毎日やるぞ!今日はとてもいい勉強になった。
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