連日、コロナ感染者急増のニュースが流れている。東京はもうすぐ5千人に到達するのではないかという勢いだし、それを追いかけるように神奈川は連日千人越え、全国規模では1万人を超えている。
この数字は、東京に出された4回の緊急事態宣言の中でも、ダントツに多い数字である。内訳的には、ワクチン接種が済んだ高齢者は減り、まだワクチン接種が進んでいない若者の感染者が圧倒的だ。
テレビのインタビューで答えていた若者の意見はこうだ。「政府からの声が全く届いていない」、「オリンピックもやっているし、緊張感がない」。
そりゃそうだ。緊急事態宣言とまん防の違いもよくわからないし、何が変わるの?って感じ。会社だって、緊急事態宣言が出たからといって、在宅勤務になるかというとそうではない。もちろん、会社、職種によって違うけれど・・・。去年はさすがに通勤時間帯の電車はガラガラだったけれど、今は緊急事態宣言中なのに、結構電車混んでるし・・。街には人がいっぱいいて、人流は抑えられていない。みんな生活があるから、働かないといけない。なかなか政府の救済も進まないし。ワクチン供給もなかなか進まないし。元気な若者は、家にじっとなんてしていられないよね。
感染対策を講じているなら、外に出ても良いのではないかと思ってしまうよね。だって、オリンピックやってるし、バッハ会長の歓迎会もやってたし、選挙前の資金集めパーティーだってやってたじゃん。
今の若者は、政府のこういった矛盾をすぐに見破っちゃうんだよね。それで賢いから、反対運動や抗議のデモをやるのではなく、ダブルスタンダードの隙をついてくる。政府の一貫した、筋の通ったポリシーがないから、やっぱり国民には届かないよね。
YouTubeとかで海外の人たちが、マスクしながらも普通の生活に戻り始めているのを見ると、羨ましくてしょうがない。アメリカは、またマスク着用義務化になるみたいだけど・・・。イギリスとかフランスとかは、自己責任で自分の行動を決めてくれ、みたいな感じになっているようで(もし、違っていたらごめんなさい。)、それはそれでいいのか、とも思うけれど。
何が正解かは、今はわからない。きっと何十年後かに評価が下るのだろう。
他の国と比べてもしょうがない。医療関係者がアラート出すのももっともだし、感染者が増えるってことは、犠牲になる方も増えるということであって、気をつけねばならないのは事実。自分の身は自分で守らねば。
とりあえず、今、できることといったら、なるべく早くワクチン接種を打てるように政府に頑張ってもらい、我らは手洗い消毒、マスク着用、密回避で、不要不急の外出を避けることくらい。冷房の効いた涼しい部屋で、オリンピックでも見ながら過ごすのが、この夏は最高にクールなのかもしれないね。
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