今、わけあって自己アピール文を書かなければならないのだが、昭和のひたすら脳みそに詰め込む教育を受けてきた身には、非常にハードな作業なのである。昭和の教育は、考えるより覚えることが重要だったので、私の頭はすぐに固まってしまった。
あまり自分で考えることなく、先生の言うことだけ、良いか悪いか関係なく、逆らわずに聞いていればそれなりの点数は取れたので、ある意味楽は楽だった。授業はひたすら先生の言ったことや先生が書いた黒板をメモっておけばそれで良かったから。
その分、アメリカに留学してからが、モーレツに苦労した。(”モーレツ”って死後か?)だって、英語を聞き取るだけでも大変なのに、自分で考えなければいけないし、考えるだけではだめで、それを伝えなければならないのだから、私の脳みそはいつもオーバーヒート寸前だったっけ。
今となっては懐かしい思い出だけど、そんな干渉に浸っている暇はない。
社会に出てからは、アピールしなければ仕事の評価が下がるので、どんな小さなことも必死にアピールしまくっていたっけ。私の自己評価表を見た日本人の上司に「え、こんなに書くの?」といつも言われていたっけ。かなり自己アピールには慣れてきたつもりでいたけれど、久しぶりに書かなければならなくなって、大苦戦。あの時の図々しさはどこへ行った〜。
どうして今回自己アピールが書けないのか。年取って、図々しさが増しても良さそうなのに。いつの間にかおしとやかなマダムになってしまったのかしら・・・。
マダムだろうがなんだろうが、とにかくアピールしなければ、仕事獲得できなくなってしまう。正直言って、お金がかかったら怖いものなんてなくなってくる。
あとは覚悟だけ。誰になんと言われようが関係ない。仕事ゲットしたらこっちのもんだい!嘘はだめだけど、小さなことでも自信を持って伝えていこう。
書いているうちにどんどんその気になってきたぞお〜
0 件のコメント:
コメントを投稿