今朝、大学生の息子と話していて、えらいびっくりした。今どきの若者は、SNSと同じような感覚で、出会い系アプリを使っているんだと!
なんで?? 大学のキャンパスで見つけられないのか??
一瞬、オンラインになって、クラスメートやゼミ仲間と会うことがなくなったからなのかと思ったけれど、そんなことではないらしい。オンラインになるずっと前から、流行っているんだそうだ。
どういう流れで会うのかというと、出会い系アプリでとりあえず会う約束を取り付け、待ち合わせ場所へ行く。そして、待ち合わせ場所へ直接行くのではなく、待ち合わせの場所が見えるところから、アプリの写真と実物に違いがないかをまずチェック。 けっこうな確率で、写真は盛られているらしい。稀に、”二重アゴなんて写真には映ってねーぞー”って時もあるらしい。
で、あまりにも見た目が違う時は、「調子が悪くなったので、すみません」と会わずに帰ってしまうか、ファストフードでコーヒー1杯飲んで、さよなら。OKだったときは、そのままデートコース。(デートコースの内容は聞けなかった・・・)
なんで学校の同級生とかではないのかと聞いたら、お互いの目的が一致しているから。非常に効率がいいらしい。アプリでの出会いは、数うち当たる精神が大事とのこと。それに、どちらにも平等に選ぶ権利があるから、振られたとしてもショックはない。
同級生だと、うまくいかなかった時に気まずくなってしまい、それが嫌なんだとか。
ふ〜ん。こんなところでも効率が優先されるのか。
物心ついた頃からケータイを持っている世代なので、ケータイなんてなかった時のように、彼女の家に電話するなんてとんでもないこと、だそうだ。
チキンなのか。
勇気がないのか。
そこまでの責任、覚悟がないのか。
たんに手間を省きたいだけなのか。
自己防衛力が強いのか。
SNSなどで、簡単に知り合いはできるけれど、そのうち一体何人の人と一生繋がっていけるのだろう。
SNSがなかった時代も、一生の友達と呼べる人は限られていたから、そういう意味では、テクノロジーがどれほど発達したとしても、人間関係の構築には影響しないのかもしれないね。
効率優先の人たちだから、ナンパなんて非効率なこともしないらしい。ゲームとしてやることはあるみたいだけど。罰ゲーム的な遊びで・・・。
出会った相手がいい人か、悪い人かは、学校や職場で見た方がよくわかって、結果的に効率がいい気がするけれど。
出会い系=お見合い みたいな図式で考えていたけれど、今の若者にとって出会い系とは、効率のよいナンパのようなものなのかもしれない。
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