近頃、ゼリーにハマっている。
こんにゃくゼリーもいいけれど、果物が入ったゼリーがいい。
ゼリーのブルンとした食感がたまらない。そして、時折表れる果物の酸味と甘さがゼリーと相まると、たちまち高級デザートに変身する。
くだものゼリーの中では、桃が特にお気に入りだ。ゼリーの弾力によく熟れた柔らかな桃が一緒になると、ゼリーに守られた桃の果汁が、一口噛むごとにゼリーの隙間からジュワーとにじみ出てきて、絶妙な食感となって口全体に広がってくるのだ。
ゼリーは、ヨーグルトと違って、健康アピールが強くないのもいい。ヨーグルトを食べていると、健康に気を配っていないのに、”私健康に気をつけています”とアピールしているみたいで、なんか落ち着きを失くして、ソワソワしてしまう。でも、ゼリーならばそんな心配をせずに食べられる。アイスを食べた時ほどの罪悪感を感じることなく、堂々と大手を振って食べられるのである。
よーくカロリー表示を見てみると、ゼリーもそれなりのカロリーがあるのだが、なんかゼリーの爽やかな透明感で、カロリーなんて俗物的なものは忘れてしまう。
数あるゼリーの中でもお気に入りだったのが、とあるスーパーのプライベートブランドのゼリーだ。他のゼリーと比べても、弾力性がハンパなく、メロンを食べる時に使うギザギザのスプーンでないとゼリーをすくうことすらできない。口に入れた途端、ゼリーが口の中でトランポリンをしているようで、口心地が良いのであった。このあいだまでは・・・。
いつからかははっきり覚えていないけれど、ここ数ヶ月、そこのゼリーは弾力性を失い、少しベチャとした水っぽいゼリーになってしまった。コスト削減で弾力を決める寒天の量を減らしたのではないかと勝手に推測している。あのゼリーの弾力が好きだったのに、非常に残念である。
そんなわけで、今は色々な種類のゼリーを買って、弾力のある、お気に入りのゼリーを探し続けている最中である。
いつか、お気に入りのゼリーを見つけたら、バケツいっぱいにそのゼリーをよそい、お腹いっぱい食べてみたいなあ・・・。なんか、昭和の子どものような夢だけど・・・・。
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